溜め込んだものは出さないといけない
人生がステージアップする瞬間を感じたことはありますか?
人生のステージアップの前には試練や混沌とした時期があるなんて話、聞いたことありませんか?
私は、自分を生きよう、もっと自分のために生きる!と、古い価値観、固定観念をぶっ壊したのが40代。
親に反抗することなく、人に反発することなく、嫌われないように、頑張って、がまんして、周りに合せて・・・そんないい子ちゃんでいた私が、自分を生きよう!と決めたとき、私のカラダに異変が起きたんです。
その異変とは、激しいかゆみ。
最初、首の右側に激しいかゆみが起こり、徐々にかゆみが全身へと移り、ピリピリと電気が走るような痛みとかゆみにおそわれ、しばらくの間ぐっすり眠ることができませんでしたね。
あとは朝起きると、目がまともに開かないほど顔が真っ赤に腫れ上がり、鏡を見るのが辛くて辛くてて・・・。
治った!と思っても又、朝起きると顔が腫れ上がり、またかゆみにおそわれる・・・という状態が2年くらい続きました。
でも不思議と、病気だとは思わなかったので、かなり辛かったんですが、病院には行きませんでした。
今、私のカラダで起きていることの意味を捉えようとすること。
起きていることに一喜一憂しないでその先にある何かに氣づくため、俯瞰したような広い視野で自分を内観しながら、いろんな角度で調べてみました。
すると、これかもしれない!ということにたどり着いたんです。
それは、カラダに溜まったモノと心に押し込めてきた感情、それらすべてを吐き出す大掃除(デトックス)が私の中で起きてるんだと。
カラダに溜まったモノとは、若かりし頃に習慣的に飲んでいた薬、心に押し込めてきた感情はいい子ちゃんでいた私=ガマンばっかして本音で生きていなかったということですね。
習慣的に飲んでいた薬のお話はこちら↓
いい子に見られるように、人様に迷惑をかけないように、お母さんの言うことを聞いて、誰かに認められるために必死でがんばって・・・なーんて自分の本音にフタをして、自分を抑えることしかできなかった私が
自分の本音に従って「自分らしく生きる!!」と決め、本音を吐きだしていくと、かゆみという形でデトックスが起きるようなんです。
心とカラダの大デトックスともいえる体験をしてからの私は、自分のカラダの異変には大切なメッセージがかくれていることもあるんだと思うようになりました。
これはあくまでも私が感じたものなので、カラダに異変があったらすぐに病院に行ってくださいね。
本音で生きはじめたとき
大デトックスというかゆみが完全に治ったとき、会社をクビになりました。
その時は、クビにでもならないと会社という組織から卒業できなかったかもしれないので、大いなる存在からの強制終了というギフトだと思いましたが、今思うとそれは自分の思考の結果だったんですね。
本音で生きていなかったときの私は、定年までこの会社でがんばる!と思っていましいたが、本音で生きはじめてからの私は「私はこの会社を、いやこういう組織から卒業したい」になったわけで。
自分が望んだ結果であり、自分が引き寄せた現実だったんですね。
自分を変えたいからはじまった私のさまざまな実験は、痛みや苦しみも味わったけど、すべては私にとって大切な経験であり、今のとてつもなくシアワセな毎日へ導いたものだと思ったら感謝しかないですね。