kaco私の心にストンと入るお釈迦様の教え。今日はそんなお釈迦様の教えのお話からスタートです！
お釈迦様とある男のお話
お釈迦様が多くの人たちから尊敬される姿をみてひがんでいる男がいました。
その男は、きっと俺に悪口を言われたら汚い言葉で言い返してくるだろうと、お釈迦様の前に立ちはだかり、ひどい言葉をお釈迦様に放ちました。
お釈迦様は一言も言い返すことなく、黙ってその男の悪態を聞いた後、穏やかにその男にたずねました。
「もし誰かに贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は誰のものだい？」
こう聞かれた男は「それは言うまでもなく、その相手に戻るだろう、わかりきったことを聞くな」
男はそう答えてすぐ、ハッとしました。
お釈迦様は静かにこう言いました。
「今、あなたは私のことをひどくののしった。でも私は、それを一つも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことは全て、あなたが受け取ることになるんだよ。」
このお話から何を思い、何を感じますか？
受け取らなくてもいいものを受け取らない心でいること
私たちの心は、周囲の言葉や行動に影響を受けやすいものです。
相手に嫌なことを言われたり、されたりした時、それに対して言い返す、やり返すということは「受け取る」ということになります。
私たち人間は、感情の生き物と言われ、感情が動機となり行動を引き起こします。
感情が優位になると人は、冷静さを失ってしまい、言わなくていいことを言ったり、やらなくていいことをやってしまったりと、まともな判断ができなくなるんですよね。
相手のネガティブな感情やエネルギーを、受け取るか、受け取らないか、それは自分自身で決めることができるんです。
私たちは、自分以外の人からのエネルギーを安易に受け取り過ぎているのかもしれません。
ネガティブで低い周波数のエネルギーは、受け取る必要のないもので、受け取らなければ発した人の元に戻ります。
kaco今、書きながら思い出しました。つい最近、低い周波数のエネルギーを思わず受け取ってしまい、めっちゃ感情的になり言わなくてもいいことを言ってしまったことを・・・。
kacoこうして書きながら深く内観しております。そしてこういう時は反省しながらも「にんげんだもの」そういうこともある。と自分を責めることなく、よしよしします。
kaco感情が優位になりそうになったときの対処法を伝えておきますね。
をする（深呼吸で心のこわばりをほぐす）
合掌（心が落ち着き怒りがおさまる）
受け取らなくもいいものを、受け取らない心でいるって本当に大切なことだと私は思います。
お釈迦様の教えにはいつもハッとさせられます。
