日本語には、他にはない独特な美しさと奥深さがあります。
私は毎朝、大好きな言葉を筆文字で書き、インスタグラムに投稿しています。
誰かの一日のはじまりが”言葉”によって、ふと氣持ちがハッピーに動き出す!言葉が心のお守りになったらいいな♡という想いで、365日言葉を届けてます!
そんな想いを続けていく中で、日本語の素晴らしさを改めて感じるようになりました。
日本語の素晴らしさ
日本語には、漢字、ひらがな、カタカナ、音読み、訓読み、アクセントが変われば意味も違う。
「花が散る」という表現一つとっても同じじゃないんですよね。
桜は散る、牡丹は崩れる、梅はこぼれる、菊は舞う、椿は落ちる、朝顔はしぼむ、花の終わりの表現が違う日本語の美しさ。
あとは、雨を表す日本語が美しくて、なんと400種類以上あるんだとか。
私が好きな雨を表す日本語をいくつかご紹介☂
桜の花が咲くころに降る雨を桜雨(さくらあめ)
悲しみの涙が変化して降ったと思われるような雨を涙雨(なみだあめ)
月明かりの夜に通り過ぎていく時雨を月時雨(つきしぐれ)
七夕に降る雨。ひこ星と織り姫が別れを惜しむ、または会えずに悲しむ雨を洒涙雨(さいるいう)
どうしても嫌われてしまいがちな雨を、愛おしく感じさせてくれる日本語の美しい表現。
オノマトペの豊かさ
私たちの身近にある言葉オノマトペ。
オノマトペは感性の言葉と言われるように、感情や音を言葉で表現しイメージさせてくれる。
オノマトペとは、物音や感情、動作を音として表現する擬音語や擬態語のこと。
雨が降る音を表現する、ザーザー、シトシト、ポツポツ、パラパラ、ポタポタ・・・。
心情を表現した、ワクワク、ドキドキ、ソワソワ、キュンキュン・・・。
日本語のオノマトペは情景や感情をよりリアルに伝えることができる。
その音の響きだけで、情景が目に浮かび、感情が伝わってくる。
これほど多様な表現ができる言語は、世界でも珍しいと言われています。
小さな子どもがはじめて発する言葉はオノマトペが多いかもしれないし、子どもたちの世界にはオノマトペがあふれていますよね。
うちの孫は、クロネコヤマトさんの車のことを”ニャンニャントラック”と表現する。
これがたまらなく可愛い♡
手をゴシゴシ洗う、歯をシャカシャカ磨く・・・生まれた時から私たちの日常生活の中に当たり前に存在するのがオノマトペなんですよね。
言葉を紡いでいく
日本語には、言葉一つひとつに深い意味や温もりが宿っています。
その響きやリズム、美しい表現の数々に触れるたび、言葉のチカラに心が動かされます。
言葉は私にとって、感情や想いを届ける大切な架け橋です。
特に日本語は、繊細で豊かな表現ができるからこそ、日々その美しさに魅了されています。
日本語を使っていると、日常の何氣ない瞬間が特別なものに感じられることがあります。
言葉が紡ぐ世界には、無限の可能性と温かさが広がっていると感じます。
これからも、私が感じることを言葉で表現し伝えていけたらと思います。