薬を飲むより自分と向き合うこと

私に重くのしかかるもの

kaco

20代~30代の頃、私のカバンには必ず「頭痛薬、胃痛薬、便秘薬」の3点セットが入ってました。入っていないと不安なほど、薬に依存してました。

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常備薬3点セットが必須になったのは社会人になってから。

社会人になり、重くのしかかるプレッシャーや責任。

胃がキリキリ痛みだし、慢性胃炎だと診断され、胃痛薬を飲みはじめる

デスクワークによる肩こりで常に頭痛に悩まされ、頭痛薬を飲みはじめる

自律神経のバランスが乱れ、腸の動きが悪くなり便秘症になり、便秘薬を飲みはじめる

その頃の私は、「打たれ弱く」「凹みやすいというかなりの豆腐メンタルだったので、仕事や対人関係にストレスを感じてしまい、カラダの不調へとつながり、3つの常備薬がうまれてしまったんです。

その他にも、風邪かな?と思ったら迷わず市販の風邪薬をすぐに飲み、熱が出たら病院に行って点滴を打ってもらい、出された薬はきっちり飲む。

私の健康は薬で守られている!と多分思っていただろうと感じるほど、私にとって薬とはなくてはならないモノでした。

カラダを守ってくれていた薬が・・・

まさか胃痛の原因が・・・

ある時から突然、決まって深夜に激しい胃の痛みに毎晩おそわれるようになりました。

しばらくは常備している胃痛薬で痛みを抑えていましたが、毎晩同じような痛みに襲われ、次第に薬も効かなくなり、痛みに耐えきれず病院で検査を試みました。

バリューム、胃カメラ、超音波など、様々な検査をしましたがすべて異常なし。

痛みで眠れない日が続いていた時、知人に勧められた病院で、その痛みの原因にやっとたどりついたんです。

なんと、毎晩わたしをおそった胃の激痛の原因はまさかの「便秘薬」だったのです。

すっかりクセのようになっていた便秘薬をやめた途端、胃の激痛はウソのようになくなりました。

薬に対する意識が180度変わった

季節の変わり目に体調を崩し病院へ。その時、ある抗生物質を処方されました。

3日間飲むと、効果が7日間持続するという非常に優れているように思える薬。

でも、3日間飲み切る前に私のカラダに異変が・・・。

胃痛、嘔吐、頭痛、そしてまさかの筋肉痛、異常に喉が渇き、フラフラしてまともに立っていられない。

あの時の尋常ではないカラダの異変と苦しさは今でも忘れられないほどの出来事でした。

最初は、自分のカラダに何が起こっているのか、わからなかったんです。

でも、カラダ全体が麻痺を起こしている感覚はあって、もしかしてこれが「薬の副作用」というものなのかとはじめて、薬の副作用について調べてみました。

ここで私は、薬に対する意識が180度変わり「薬はリスク」だと認識したんです。

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もちろんここから、私のカバンから常備薬3点セットはなくなりました。今入っているのはアロマオイル1本だけです。

体調不良=直ぐに薬、病院に行くという流れを改め、自分のカラダのサインにまずは耳を傾け、不調の元になっている心のあり方に意識を向けるようになりました。

私のカラダを守ってくれるモノだと思っていた薬を飲まなくなり20年ほどになりますが、薬がなくてもとても健康で心地よい日々を過ごしています。

決して、薬と病院が必要ではないということではなく、どちらも命を守る大切なモノだと思います。

ただ大切なのは、薬に頼り過ぎない、依存しない、氣軽に飲まないことだと私は思います。

自分の体質、状態によっては恐ろしい作用を引き起こすものでもあるので、自分のカラダに入れるものとして安易ではなく、しっかり自分で調べる納得したうえで入れることが重要だと思います。

あとは、自分の思い込みで病気を慢性的なものにしていないかに氣づくこと。

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まさに私なんかは、思い込みによって病気を慢性的なものにしていたような氣がします。

体調不良はカラダからのメッセージ!無理をせずにゆっくり休むこと。

日本人は、ゆっくり休むこと苦手なんですよね。

私はこの経験のおかげで自分のカラダへの愛が増しました。

自分としっかり向き合うことで見えてくるものはたくさんあります。

ストレスも病気も、自分の心持ち次第で変わっていきます。

ことわざ通り「病は氣から」だということを、私のカラダが教えてくれました。

自分のカラダが送るメッセージに敏感になること。自分のカラダを常に愛しいと感じ大切にすること。

生まれてから今まで、文句ひとつ言わず止まることなく動き続けてくれているこの臓器、我がカラダすべてに常に感謝できる自分でありたい!

そう思える自分になれたことで、セルフハグが習慣になったんですよね。

大いなる存在は、私にあらゆる方法で氣づきを与えてくれています。

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