思考がぐるぐる
心理学の研究によると私たち人間は1日に6万回以上も思考をおこなっていると言われています。
そのうちなんと9割は昨日と同じことを考えていて、8割はネガティブことを思考しているとかいないとか。
もちろん、すべての人に当てはまらないとは思いますが、無意識的にも意識的にも常に思考が働いているんです。
普段、自分の思考に意識をむけることが中々ないと思うので、ピンとこないかもしれませんが、ちょっと思考に意識を向けてみると、確かに休みなく何かを考えていることに氣がつきます。

楽しいこと、嬉しいこと、ワクワクすることを考えてるんならいいんですが、ストレスや悩みが多い人は、現在、過去、未来のあらゆることにアクセスしてしまい、常に頭の中はいっぱい いっぱい。
常に頭の中にスペース(余白)がないという状態なんですね。

過去の私は、起こってもいないことへの不安を感じやすく、ついネガティブな未来を想像して、常に最悪のシナリオを考えは、起きてもいないことに頭を悩ませ、思考がぐるぐるしていましたねぇ。



起きてもいないことなので、解決しようがないことなのに、1日中どうしよう・・・と考えていたことが日常茶飯事でしたね。そうそう「どうしよう」が口ぐせだったかも笑
頭の中にスペース(余白)がないと、心にも余裕がなくなります。
すると・・・分かりやすく、こんな状態になったりするんですよね↓↓↓
怒りっぽくなる
周りがみえなくなる
ミスが多くなる
氣持ちが追い込まれる


だからこそ、大切なのは 「余白をつくり余裕を持つこと」
心に余裕があると、氣持ちだけでなく、考え方や行動にもゆとりが生まれます。
その結果、トラブルが起きても落ち着いて対処できるし、周りの状況を冷静に受け止めることができます。
どんなに忙しくても明るく前向きで、人に優しく自分と上手に向き合い大切にしている。
そんな素敵な人に共通するのが、心の余裕です。
頭の中、心の中、生活、空間
どこにでも「余白」があることで、私たちは自然と余裕を持てるのです。
落とし穴もある
でも、ここには落とし穴もあります。
人間は本能的に、空いているスペース(余白)を埋めようとしてしまうのです。
たとえば、収納にスペースがあるとついモノを入れたくなる。
スケジュールに空きがあると、予定を詰め込みたくなる。
本能的に余白を埋めてしまうからこそ、意識的にスペース(余白)を確保することが大切になります。
心に余裕を持つこと。
それは 日々の過ごし方によって生まれるものです。
だからこそ、ときに断捨離や、自分と向き合う時間が大切なんですね。
人は余裕がないとき、自分の本当の想いとは違った選択をしがちです。
自分を見失わないためにも、定期的に自分と向き合い「今、心に余裕はあるかな?」と客観視できることが大切です。
あとは、心とカラダを本当の意味で休めることも必要だと思います。
それには、一旦思考をとめてみる・・・という時間を一日のどこかでつくってみるって、大事だと思うんですよね。



ほんの少しの時間でも頭の中を空っぽにしてみるって大事です!
空っぽにしなきゃ!って自分を追い込まないようにね。
どんなときも慌てない、焦らない、無理しない。





ちなみに私が頭の中を空っぽにするメソッドは
空が好きな私は、毎秒変わっていく空を見ているだけで思考はとまり、頭も心も整頓されます。生きている中で単純に顔を上げるって大事なんです。顔を上げると自然と氣分も上がっていきます。
呼吸に意識を向ける
ただただ呼吸に意識を向けることで自然と思考がとまります。雑念が邪魔をしても、ひたすら呼吸に意識を向けることを繰り返していくと、頭が空っぽになる瞬間を感じることができます。
大好きな神社に行って静かに手を合わせることで、まず心が落ち着きます。静寂な空間は頭の中も心の中も鎮めてくれます。
移りゆく季節を目で、肌で感じるゆとり。
「どうぞお先に」と譲れるゆとり。
ゆとりは人にも自分にも、優しさを与えてくれ、心豊かに人生楽しませてくれます。


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