選ばれしデブのお話
今ではすっかり笑い話のひとつになった「選ばれしデブ伝説」の話をしましょう。
子どもの頃、私にとってめちゃくちゃ嫌だったのが身体測定。
昭和の身体測定といったら、パンツ一丁で身長を測り、体重計にのり、座高や胸囲を図る。
今思えば、パンツ一丁でやらなきゃいけないことだったの?体操服着たままでよかったんじゃない?って話ですよ。
子供の頃、身体測定がどんだけ私にとってストレスだったか!あの頃に戻れるなら、一言物申したいくらいです私。
身体測定によってうまれた私の思い込み
身長体重からローレス指数とやらが割り出され、それによって「やせすぎ、やせている、普通、太っている、太り過ぎ」と判定されました。
そんなローレル指数によって私は「太っている」いわゆる肥満児ちゃんに認定です。
本題はここからです。
当時(80年代)そんな肥満児ちゃんを集めてダイエット合宿的なものが行われていたんです!
今なら間違いなく炎上案件ですwww
そんなダイエット合宿に選出されたのが、そのローレル指数とやらの数値がクラスで一番高かった2人。
はい、おわかりですね。
私、選ばれたわけです。これが私の「選ばれしデブ伝説」
ちなみに、40人ほどのクラスの中で選ばれた2人なんですけど、言われるほど太っていなかったんです。
でも、正直いうとこの2泊3日のダイエット合宿、私的にはとても楽しいものでした。
ダイエット合宿なので、走りたくない、もっと食べたい、家に帰りたいって泣いている子もいました。
私は運動大好きぽっちゃりさんだったので、運動に対しても食事の量に対しても嫌ではなかったので修学旅行みたいで楽しく過ごさせてもらいました。
この話で私が伝えたいこと
私は自分を変えたい!と自分改造をしていく中で一番感じたことが、子供の頃に色んな思い込みをして自分の人生にいっぱい制限をして生きてきたなってこと。
今回のこの話で私が思い込んだのは「私って太ってるんだ」と「太るっていけないことなんだ」です。
私はローレル指数とやらの数値で、はじめて自分が太っていることを認識し、ダイエット合宿で太ってはいけないことを刷り込まれたわけです。
ここで私が思うこと!これは私が思うことなのでひとつの意見として捉えてみてくださいね。
肥満度の数値によって、私の中で食べないようにしようと制限したことがたくさんあります。
あとはこのときから「これ太るかな?」と思いながらつい最近まで食べてました。これでは三大欲求の「食」が楽しめない。
数値といえば健康診断の数値もですよね。正常、異常って言われる数値。異常と言われることって結構ストレスになるんです。私的にはそんなストレスの方が断然カラダに悪い。
太っている=不健康ではないと私は思います。肥満児=ダメではない。カラダは十人十色。カラダの構造は人それぞれ違っていて、一概に言えないことがいっぱいあります。数値だけで太っているとか不健康とか決めつけるのはいけないと思うんです。
太っていても、痩せていても、自分のありのままのカラダを受け入れ愛することが、本当の意味で健康なカラダを作るんだって思うんです。
これからの私は
そんなこんなで私は人生の中で何度となくダイエットしました。
そこで氣づいたことも書いているのでよかったら見てくださいね↓
これからの人生で私が大切にしていきたいこと、それは「食べたいものを美味しく喜んで食べること」
自分のカラダが欲するものを食べるって私的には健康そのものだと思うから。
更年期できつかった時、食べれない時があったんです。
その時、食べ物が美味しく食べれるってなんて幸せなんだろうって痛いくらい感じたんです。
子供の頃からずーっと、お米は太るという私の思い込みが、私からお米を遠ざけてしまっていた。
勝手に思い込んで勝手に遠ざけて・・・。
でもここ最近、おにぎりが美味しくて美味しくて。
こんなに美味しいお米があるのに、太るからなんて理由で食べないなんてありえない!!
という感じで、私はカラダが喜ぶことをしてあげようって。
自分らしく生きると決めてからの私は、子供の頃に刷り込んで、自分を制限してきたことから自分をどんどん開放していこうを思います!
今日も大好きな塩たっぷりの塩むすびが美味しくて、シアワセになりました。
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