自分の感情を観察してみる

自分の氣持ちをコントロールする

私にとって必須アイテムなのがパソコン。

仕事も、こうして書いているブログも私の右腕的存在で働いてくれている大事なモノのひとつです。

パソコン歴は長いので、色んなトラブルも経験してきましたが、この間久々にドキッとすることがありました。

それは、調べたいことがあってインターネットで色々検索していたときのこと。

画面の中によく出てくる「続きを読む」というアイコンをポチッとクリックしたとき、突然けたたましい警告音と共に警告の画面が次々と重なって開き、あなたのパソコンは不正なアクセスを受けています！などの音声が流れだしました。

突然のことにめちゃくちゃビビって焦ったものの、過去にもこういうのあったなぁーと少し冷静になってみたんです。

こういう時って、ついつい慌ててしまい、言われるがまま操作してしまうので、まずは落ち着く。

それでもパソコンでは、焦らせるとような警告音とメッセージが続き、今すぐに対応しないとヤバいことになるぞ的な表現で、切迫感を与えてどんどん不安をあおります。

そのあとは、何もなかったように普通に仕事できたのでホッとしました。

数日後、出始めたばかりのサポート詐欺だったと知りました。

今、いろんな詐欺が世間を騒がしていますが、今回実際に経験してみて氣づいたのは、詐欺は人間の心理を読んで迫ってきます。

落ち着いて冷静に考えれば「それおかしくない？」と思うものなんですが、今回のサポート詐欺もそうなんですが、冷静に考えるスキを与えないというのが詐欺の作戦なんでしょうね。

今回の場合は、今すぐやらないと大変だという時間的な制限という心理的な誘導でせまってきました。

人はせまりくる不安で心が焦ると、理性が弱まって正常な判断をすることができなくなってしまい、すぐに解決策を求めたり、何かにすがりたくなるんですよね。

詐欺には不安をあおるようなものもあれば、まるで不安を癒やすかのように心のスキマを狙ってくる場合もあったりします。

詐欺の手口はどんどん巧妙になっているようなので、自分の氣持ちをコントロールできるって大事です。

あとはやっぱり、常に心が満たされていること、余裕があること。

これは生きる上で本当に大切なことだと思います。

難しく考えず、日々の習慣にちょっと目を向けてみてくださいね。

いかなる場合にも、自分を制することができれば、目先のことにとらわれることなく自分軸でいられると思います。

感情のコントロール

そんな流れで、感情のコントロールについて書いていこうと思っています。

日々、いいこともあれば、嫌なこともある、悔しいこともあれば、泣きたくなることもある。

そのたび、湧き上がるのが感情。

そんな感情をとめることもできないし、とめる必要もない。

でもそんな感情に、いちいち流されたり引っ張られていたら、しんどいし動けなくなる。

大切なのは、どんな感情も押しころしてしまうことなく、フタをしてしまわず、しっかり受け止め、コントロールできて心地よくいられること。

まずは、自分の感情に氣づくこと！

多くの場合、感情と一体化してしまうので、自分の感情に氣づくことができないものなので

・今わたし、イライラしちゃってる？
・今わたし、なんだか落ち込んでる？
・今わたし、めちゃくちゃ不安になってる？

という具合に、自分の感情を客観視することでスッと冷静になれたりするんです。

感情的になってしまう時、人は冷静な判断ができなくなってしまうので客観視することで冷静さを取り戻し落ち着いた行動がとれるんです。

もう一つのポイントは、動作を変えてみること。

・イライラしているのであれば、広角をあげて、あえて笑ってみる
・落ち込んでいるのなら顔を上げ、空を見上げてみる
・不安になっているんなら背筋をのばして、深呼吸してみる

嫌なことは忘れよう、不安にならないようにしよう、といっても中々逃れられないもんなんです。

感情をなんとかしようと思えば思うほど苦しくなってしまうので、自分の感情をのぞいてみるような感覚でみてみるわけです。

観察することで自己認識が深まります。

感情を受け入れることで、その感情から不思議と解放されるので、やがて心は静まっていき、無駄なエネルギーを使わなくてすみます。