今を生きるアラフィフ女子へ贈る|人生を面白く楽しく輝かせるには

40代−50代、不思議とこれまでの価値観を見直すタイミングが訪れます。

人のために頑張る生き方から、自分を大切にする生き方へ。

ここからは”自分らしさ”を取り戻す時間。

kaco

40代−50代と過ごしていく中で、私が感じたことをまとめてみました。

頼まれごととの正しい付き合い方

頼まれごとは試されごと

この言葉を胸に、どんなことも氣持ちよく「はい、喜んで!」と引き受けてきました。

その姿勢はとても尊いものだし、私にとって大切な学びになったと思います。

でも、全ての頼まれごとを試されごとだと受け入れてしまえば、氣づかぬうちに自分を犠牲にしてしまうこともあります。

だからこそ大切なのは、頼まれごととの正しい付き合い方を知ること。

「はい」と答えるのか、「今はできない」と伝えるのか。

その選択を、自分の心に正直になって決めることが大切なんだと思うんです。

頼まれごとを通して人は成長できます。

でもそれは、自分を大切にする氣持ちと両立してこそ。

無理にがんばるのではなく、自分の心と調和した「はい、喜んで!」が本当のチカラになるんです。

過去でも未来でもなく「今」を生きる

過去を悔やむこと。

まだ来ていない未来を不安に思うこと。

どちらも私たちを縛りつけてしまいます。

どんなに過ぎ去ったことを悔やんでも変えることはできません。

そして、どんなに未来を思い悩んでも、答えはまだ誰にもわからない。

そこに心をとらわれ続けてしまえば、「今」という大切な瞬間を見失ってしまうんです。

本当に大切なのは、今この瞬間をどう生きるか。

禅の言葉に「前後際断(ぜんごさいだん)」があります。

これは「前際(過去)と後際(未来)は断ち切れている」という意味。

一瞬一瞬が絶対的な存在であり、「過去―現在―未来」は一本の線でつながっているのではなく、それぞれが独立した世界だと説いています。

だからこそ、過去はどうあがいても変えられず、未来を恐れてもしかたがない。

私たちにできるのは、ただ”今”に心を注ぎ、最善を尽くすこと。

過去も未来も、いまこの瞬間をどう生きるかに集約されていく。

そう考えると、「今」という瞬間がどれほど尊いものかに氣づかされますよね。

自分を苦しめる”ねばならぬ思考”を手放す

こうあらねばならない

そんな思い込みを背負って、ずっと頑張ってきたアラフィフ女子も多いのではないでしょうか。

でももう、過去のトラウマや未来の妄想に振り回されなくていいんです。

では、こうあらねばならないを手放す方法とは?

一言でいうならジャッジしないこと。

正しい、間違っていると白黒つけないことです。

私たちはつい、他人を見てこれは良い、これはダメと心の中でジャッジしてしまいますよね。

けれど、その思考が強くなればなるほど、世界は二つに分かれます。

敵か味方かという線引きが濃くなると、敵を排除しなければという極端な考えにまで発展してしまい、思考の戦争になってしまいます。

そしてそれは、他人だけに向かうのではありません。

やがて自分の中にも、良い自分、ダメな自分という線引きをつくり出します。

その結果、根拠のない優越感に振り回されたり、行き過ぎた自己否定に苦しんだり・・・。

心が疲れ果ててしまうのです。

だからこそ、まずはジャッジを手放すこと。

ジャッジしない習慣を少しずつ身につけることが、あなたを軽くします。

もちろん、人間ですから好き嫌いはあって当然です。

この考えは共感できる、これはちょっと違う。

そう感じるのは自然なこと。

でもそこで、だからこの人には価値がある、この人には価値がないと決めつけないことが大切です。

そうすれば、世界の見え方は二元的ではなくなります。

そして同時に、あなたの心の重荷も少しずつほどけていくはずです。

「ねばならぬ思考」を手放したとき、あなたはもっと軽やかに、もっと自分らしく生きられるようになります。

周りの目より”自分がどうしたいか”を優先していい

若い頃はつい、まわりと比べては落ち込んだり、世間的にはこうあるべきという基準に縛られていました。

でも、アラフィフになった今は違います。

私はこれが好き、私にはこれが大切!

そんな自分だけのものさしを持てるようになったのです。

誰かの評価や期待に応えるためではなく、自分の心の声に素直に従って生きる。

それがどれほど心地よいか、今は身をもって感じています。

そうして生きるうちに、自然と”人生の断捨離”が進みました。

若い頃は、とりあえず必要だと思っていたもの、なんとなく続けていた人間関係、いつか役立つかもと抱えていた資格や肩書き・・・そんなものを手放せずに抱え込んでいたけれど、今はシンプル。

本当に大切なものだけが、はっきりと見えてくるようになったのです。

自分の人生の主役は、やっぱり自分自身。

だからこそ、これからは自分の基準で選び取っていきたい。

それが「自分らしさ」を生きるということなのだと思います。

今日からできる“小さなアップデート”

🌱 自分にやさしい言葉をかける
「本当はどうしたい?」と、常に心に問いかける

🌱 NOを言う勇氣を持つ
すべてを受け入れなくていい。
無理だと思ったら、断ってもいい。

🌱 完璧じゃなくていいと許す
がんばりすぎなくても、愛される。
欠けている部分も、あなたらしさだから。

🌱 “今”に意識を向ける
過去や未来に振り回されずに、今日できる小さな幸せを大事にする。

50歳から、人生はますます面白くなる。

この年齢だからこそ見える景色があり、この年齢だからこそ手に入る自由がある。

これからの人生、下り坂なんかじゃない。

これまでの経験という土台あっての、第二の青春。

これからはじまる時間こそが、いちばん輝くときなんです。

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